「Scratch(スクラッチ)を始めてブロックを繋げてみたけれど、どうしてこの順番で動くの?」と思ったことはありませんか?
実はプログラミングには、とってもシンプルなルールがあります。それは[上にあるものから、順番に一つずつ実行する]ということ。
今回は、この基本中の基本『順次(じゅんじ)』について、Avery(エイブリー)と一緒に学んでいきましょう!
「10歩動かす」だけだとどうなる?
まずはシンプルに、動きの基本となる「10歩動かす」ブロックだけを置いてみましょう。

このブロックを置くと、どう動くでしょうか?

これだけだと、ちょっと不自然な動きに見えてしまいます。
「見た目」を変えて歩いてるように見せよう
次に、動いた直後に「次のコスチュームにする(見た目を変える)」というブロックを繋げてみます。

このブロックを置くと、どう動くでしょうか?

命令を3つ順番に並べるだけで、一気に人間らしい動きになりましたね!
「右に動く」⇒「形を変える」。この順番通りに命令を並べることを、専門用語で「順次処理(じゅんじしょり)」と呼びます。
「順次」を図解で見てみよう
この「上から下へ流れる」仕組みを、図解(フローチャート)で確認してみましょう。

プログラムは、この図のように上から下へ一本道で進んでいきます。
一つひとつの命令を正しく並べることで、キャラクターに思い通りの命を吹き込むことができるんです。
もっとたくさん歩かせるには?
「トコッ」と一歩だけでは物足りないので、この「動いて、見た目を変えて、少し待つ」というセットを4つ繋げてみましょう!


4回分を「順次」で並べることでAveryがしっかりと歩き出します。
「並べた数だけ、ちゃんと動いてくれる」という感覚を、ぜひご自身の手でも確かめてみてください。
まとめ:次はもっと「楽」をする方法へ
今回は、ブロックを長く繋げて『順次処理』を体験しました。
でも、もし100歩歩かせたいときに、ブロックを100セット並べるのは……ちょっと大変ですよね。
実は、プログラミングには「同じことを何度も書かなくていい便利な方法」があります。
次回は、その魔法のような仕組み『繰り返し』についてお話しします。お楽しみに!